あさひ農園は御船山と呼ばれている安原地区に田園を所有し、先祖代々100年以上お米を栽培しています。安原地区の田だけで栽培した単一品種のお米が御船山(みふねやま)米。色選機にかけたお米をさらにもう一度色選機で厳選して選別。素晴らしい米粒の輝き。色、食味共にあさひ農園最上級クラスのお米です。



御船山(みふねやま)とは

和歌山市東南部に位置する安原地区は古代、阿備と呼ばれ、大きな入江になっており、海から船が着きました。『日本書紀』によると、神功皇后が朝鮮半島を攻めている間、国内では後継者争いが発生。皇子(のちの応神天皇)の身に危機を感じた皇后は、当時の補佐役で、阿備出身の武内宿禰に我が子を託しました。

皇子が朝鮮半島から大和(奈良)へ戻る際、乗っていた船を泊めたのが阿備で、以後この場所が『御船山』と呼ばれるようになりました。

仲哀天皇の崩御を聞いて反乱を起こした麛坂皇子・忍熊皇子兄弟に対し、武内宿禰は皇子(のちの応神天皇)を抱いて南海に出て紀伊水門に至る。そして武振熊(和珥臣遠祖)とともに数万の軍を率い、山背、菟道(宇治)を経て、逢坂(京都府・滋賀県境の逢坂山)にて忍熊皇子軍を破った。

神功皇后摂政前紀 仲哀天皇9年12月14日条、神功皇后摂政元年3月5日条

キヌヒカリ

炊きあがりのご飯の入りが白く、
絹のようにつややかな米肌を表してキヌヒカリと名付けられました。

北陸生まれのキヌヒカリの研究は、1975年から始まりました。当時北陸で栽培されていたお米は倒伏しやすかったことから、耐倒伏性が強い品種が求められていました。キヌヒカリの系統は複雑で、母は「収2800」と「北陸100号」間から生まれた子で、父は「北陸96号」の交配によって誕生しました。キヌヒカリは、背丈が低いため倒伏性が強く、食味もコシヒカリと同等の品種として人気を集め、関東以南のデビュー以降は、関西での作付面積が拡大しました。

米粒の輝きの素晴らしさと、食味の良さが特徴です。コシヒカリほどの粘りはなくソフトな粘りであるため、コシヒカリよりさっぱりとした口当たりです。炊きあがりの輝きとぱらっとした口当たりが、関東以南のお寿司屋さんに人気を集めています。コシヒカリでは味が強すぎたり、粘りが強すぎると感じておられる高齢者の方からも根強い人気を集めています。

にこまる

笑顔がこぼれるほどおいしく、
米粒が丸々として張りのあることからにこまると名付けられました。

日本は今後、温暖化の影響でお米の品質の低下に悩まされることを見越して、九州農業試験場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター)で1996年から交配が行われました。九州のブランド米で西日本で広く普及しており、品質・収量に優れる「ヒノヒカリ」に代わる品種として、2005年に「にこまる」は誕生しました。長崎県が生産量一位となっています。 母親は近畿・中国エリアで栽培が進む「きぬむすめ」が母、倒れにくく品質の良い「北陸174号」が父で、両親ともに「コシヒカリ」の系統なので、おいしさ、品質、収量に優れたお米です。

粒ぞろいが良く、炊きあがりはふっくらつやつやで、もちもちの食感です。丸くて大きい粒は、1粒1粒がしっかりとしており、色白です。奨励品種になって3年目の2008年には米の食味ランキング(穀物検定協会選定)で最高ランクの「特A」の評価を受け、その後も高い評価を得ています。


【限定品】一斗缶入り 御船山キヌヒカリ 10kg 令和3年度産

¥7,400円 送料無料

和歌山県和歌山市、安原地区の田で栽培・収穫したキヌヒカリのみをご注文後に精米してお届けいたします。



商品名御船山キヌヒカリ
品種キヌヒカリ
生産年令和3年
内容量10kg
生産地和歌山県和歌山市安原地区
生産者あさひ農園 赤津直基

御船山キヌヒカリ 5kg 令和3年度産

¥3,000円 送料無料

和歌山県和歌山市、安原地区の田で栽培・収穫したキヌヒカリのみをご注文後に精米してお届けいたします。



商品名御船山キヌヒカリ
品種キヌヒカリ
生産年令和3年
内容量5kg
生産地和歌山県和歌山市安原地区
生産者あさひ農園 赤津直基

御船山にこまる 5kg 令和3年度産

¥3,000円 送料無料

和歌山県和歌山市、安原地区の田で栽培・収穫したにこまるのみをご注文後に精米してお届けいたします。



商品名御船山にこまる
品種にこまる
生産年令和3年
内容量5kg
生産地和歌山県和歌山市安原地区
生産者あさひ農園 赤津直基